社労トピックス

助成金UPの『生産性要件』

　先日、キャリアアップ助成金の正社員化コースの支給決定書が届き、その中に生産性要件に係るパンフレットがわざわざ同封されてありました。

問い合わせたところ、『生産性要件』に係る申請にも目を向けて欲しいという事で、お知らせを兼ねて同封しているとの事でした。

この『生産性要件』に該当すれば、助成金がかなりの額、増額されます。

さらに、とてもたくさんの助成金においてこの『生産性要件』が適用されます。

　では、『生産性要件』とはどういうものでしょうか？

　それは、助成金の申請をする時に同時に申請するものなのですが、支給申請を行う直近の会計年度における生産性が、3年前と比較して６％以上伸びていると該当することになります。

　また、6％以上伸びていなくても、金融機関から一定の事業性評価が得られると該当することになります。

ちなみに、生産性とは、企業の場合ですと（営業利益+人件費+減価償却費+動産・不動産賃貸料+租税公課）÷雇用保険被保険者数です。

これは、1人当たりの利益が上がっていれば、生産性要件に該当することになります。

　具体的には厚労省のホームページに「生産性要件算定シート」というものがありますので、これをダウンロードして確認することになります。

　ここ、吉本社会保険労務士事務所には、専門の社労士、税理士が在籍しておりますので、こういった数字を見るのには長けています。

もし、ご興味をお持ちの方がいらっしゃれば、お気軽にお問い合わせください。

 (2021年5月記載)

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